人生詰んだ30歳のブログ

障害者雇用で休みまくってる人生詰んだ発達障害の日常ブログ

発達障害当事者として、社会に参加出来る方法を考えてみた

発達障害の人がどうやったら社会に参加していけるか。

どうやったら会社に拾ってもらえるか。

 

勿論不当な差別には反対だ。発達障害だからと言って不当に就職が出来ないとか昇進が出来ないとかそういうことはあってはならない。

 

そして出来ないことは社会が配慮するべきであるという考えも賛成だ。

 

しかし権利と義務というのはいつの時代に於いてもセットであることは発達障害であろうが同じであると考える。

 

発達障害の人たちはどんどん声を上げて社会に対して合理的配慮を求めていって良い。

 

しかし俺は発達障害当事者として伝えたいことがある。

 

まず発達障害は身体障害や知的障害と違って目に見える障害ではないし普通の会話も大抵出来る。

 

だからこそ定型発達の人間からしたら、発達障害の人たちがどこをどうして欲しいのかが分からない。

 

だからこそ俺や当事者の人たちは合理的配慮を社会に求めるとともに、しっかりと時間をかけて自分の特性を理解するべきである。

 

・人とのコミュニケーションに於いて、こそあど言葉(これ、それ、あれ、どれ)とか「普通に」といったような何とでも受け取れる言葉を具体的に明示してもらうようにお願いをする。

 

・ついつい作業に熱中して後でグッタリして何も出来なくなってしまうくらい時間を費やす傾向があるなら、時間管理を徹底することを手伝ってもらったり、日ごろからタイマーなどを使ってメリハリをつける。

 

・計画性がなく行き当たりばったりなら計画性や持続性を持たせてくれる人を探して頼ってみる。

 

・物忘れが激しいのであれば付箋を使う、メモを徹底する、物忘れ防止タグを買う。チェックリストを作る。

 

通院、服薬を忘れない。

 

・日々感じたことや出来事、自分がどう行動したかを日記に認(したた)める。←このことで自分の考えや行動の癖がおおよそ把握しやすくなる。

 

・知能検査を病院で受ける。

 

 

また発達障害のことについて書かれた本に目を通したり、当事者会に参加したり、ピアサポートに参加したり、就労移行支援事業所に頼ったり、医者と相談したりすることも時間も労力もかかるがこれらから決して目を背けずに果たしていくべきだ。

 

自分を理解していない奴が他人に自分を理解して貰える訳がないのだ。

 

そして症状を把握したら、今度は症状を自分の出来る事、出来ない事に割り振りをしていく。

 

ピンチはチャンスである。障害も活かせば自分の武器になる。

 

Peace