凡人がやりたい仕事を見つけるまでの心の推移
今日のテーマはやりたい仕事が見つからない、分からないという凡人の悩みあるあるに対しての僕なりの答えをここに書き記しておきます。とはいえ俺も今就活中ですが。
就活中の特に30歳未満の人に向けて書きたいと思います。
俺は今就労移行支援事業所に通ってもうすぐ一年経ちます。
昨年2019年12月から就活を始めました。
就活を始めた当初はやりたい仕事なんて分かりませんでした。
とにかく最初にしたことはナビサイトに登録をしてどんな求人があるのかを確認しました。最初は障害者枠で考えていたため、バブナビ、ウェブサーナ、atgp、クローバーナビという障害者枠求人限定のナビサイトに登録。またエージェントにも登録をしました。
しかし障害者枠求人の多くは非正規だったり時給制だったり、給料が安かったり、賞与や退職金が無かったり、有期雇用だったりなどとても生きていけるような条件のものはありませんでした。エージェントに相談をしても思うような求人を紹介してもらえませんでした。
そんな中通っている就労移行支援事業所のスタッフさんにVRTカードを教えてもらい、一つ一つカードを使って自分の適職を見つけました。
こんなカードです。
このカードで応答していって結果を集計すると以下の領域の分野に自分の関心のある仕事や出来そうだなという仕事が出ます。
これで測定してください。
また詳しい診断方法を後ほど下の方に記述しておきます。
この結果俺はS領域に関心があり、自信があることが判明しました。
S領域は社会的領域とされる職業に属するもので、具体的にはケースワーカーやスポーツクラブ指導員、警察官、児童相談員などです。
この分野で障害者枠求人で探しました。
しかしありませんでした。なぜなら障害者枠求人には事務職が多くを占めているからです。
次にしたことはクローズ就労(いわゆる一般就労)のナビサイト、例えばリクナビネクストなどに登録をしました。俺の場合は他にも医療や福祉業界限定のナビサイトに登録しました。
就労移行支援のスタッフや福祉職なら障害をオープンにしても面接してくれるところがあるかもしれないという淡い期待のもと登録したのです。日頃障害者や病人を相手にしてよく理解してるからという理由からです。
俺はまだ内定はもらってないのですが、この読みは当たりちょくちょくスカウトメールが来たり、面接してくれるところもありました。
この経験から、最初から障害者枠求人限定で探すのは自分の可能性を狭めることに繋がってしまうことに気づきました。
そこで更に福祉職、出来れば相談業務がメインのお仕事の福祉職がいいという観点に切り替えて仕事を探すことにしました。
そんな中今度は一般就労のエージェントにも登録しました。
そこでお話を伺ったところ、障害者枠求人限定ナビサイトには無かった条件の良い求人表を紹介してくれました。その中に自分が行きたいところは無かったのですが、そこのエージェントが「最初から業界や職種を一つに絞る必要はない」とおっしゃってくれたので俺は3つに業界を絞って企業のお問い合わせフォームに片っ端から絨毯爆撃メールをすることにしました。
このことから俺は障害者枠求人かどうかにこだわることは辞めました。
自分から障害をオープンにして面接してくれるところを障害者枠求人であろうかなかろうが応募してみようと切り替えました。
最初から自分の方から障害をオープンにして面接を受けると決めたので、あとはとにかく自分が続けられる仕事を探そうと決意しました。
そしてハローワークなども使ったりしました。
さてそんな中自分が続けられそうな仕事とはなんだろうと考えました。
とても悩みました。
そんな中東京しごとセンターという団体の存在を知りました。発達障害の当事者会団体の方にお悩み相談のようなDMをしたところ役に立つか分かりませんがこんなのありますよといった具合に教えてくれました。
www.tokyoshigoto.jp今回は30歳未満の方を対象とした記事なので29歳以下のコーナーを紹介します。
場所は東京だと飯田橋と多摩にあります。
また東京しごとセンターの3階ヤングコーナーにも職業適性診断ソフトがパソコンにインストールされていますので是非それを使って自分の興味や自信がある仕事は何なのか分析してください。
下に貼る写真はそれらの結果の一部です。
全部答えると結構な量の詳細な結果の紙を印刷できます。
こういった結果を見た結果、
あ、やっぱ自分は人が好きなんだな。物を扱う仕事よりも人に寄り添いたいんだなと気づきました。
そこで福祉業界だけでなく業界問わず相談業務の仕事に就きたい、カウンセラーになりたいと思いました。そして今就活中です。
さてここまで自分がやりたい仕事を見つけた方法を書き連ねましたが、ここからは一般的な話として話します。
VRTカードをやりましょう。もしくは地元のハローワークに行ってキャリアインサイトを受けたいと申し出ましょう。
これで多分行けるはずです。独立行政法人 労働政策研究・研修機構が開発した職業適性診断を受けたいですと言いましょう。言ってください。
これだけです。やりたいことのない凡人が手近にやりたい仕事を見つける方法はこれだけです。ほかは無視してください。大概が今の自分のキャパを超えたやり方だったり精神論です。
働きたいけど何すればいいかわからないって人はとりあえずこれを言うためにハローワークに行ってください。これで十分です。
また気づいたことあったら日記書きます。
質問ありましたらコメントか俺のツイッターにリプなりDMなりしてください。