人生詰んだ30歳のブログ

障害者雇用で休みまくってる人生詰んだ発達障害の日常ブログ

休職したら知っておくべき大事なこと

先日投稿したことに付随して大事な事を伝えておきたいので書き留めておきます

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当記事では休職した際に自分を助けるセーフティネットである傷病手当金と無保険、低所得でも診察できる医療制度の紹介及び、

諸手続きの際に会社に頼む必要がある書類の紹介をします。

事前に会社に申請する書類を把握することで気まずい思いをして会社に連絡する回数を減らして欲しいからです。

 

気まずくても会社に電話して申請しなければならない書類

1.傷病手当金会社記入用紙(病気が治らず病院通いが続く場合はその都度)

2.健康保険資格喪失証明書(保険証を返還した場合)

3.源泉徴収票(仕事が決まった場合、念押しで)

 

ではここから詳しく書きます。

 

始めに

僕は実は転職活動を休職してから行いました。そのため経歴上では在職扱いになるため空白期間はありません。

 

なお休職した理由は不安神経症という一種の社会不安障害にかかってしまい、仕事を続けることが出来なくなってしまったためです。

 

僕は元々メンタルが弱いので、日頃から大小様々な悩みに苦しんでいます。

この不安神経症にかかった理由は給料の少なさと休日の少なさからくるストレスでした。

前職は新卒就活時に中々決まらずたまたま決まった唯一の仕事だったため働き始めたという理由だけで働いていました。

 

仕事はどんなことをしても必ずストレスの溜まるもので、何処かでそれを発散する必要があります。そのストレスを消すために必要なのが給料と休日です。

 

働き始めてから勤め先の条件が自分にとって納得行くかどうかが分かります。

僕の所は祝日なし額面18万(控除後の手取り15万)という待遇でした。その他の手当は交通費くらいでした。

一年目はボーナス、夏季休暇無しでした。

更にこの給料から僕は奨学金や携帯代などを差し引きしたらあまり残るものもなくましてストレスと上手くやっていくためのお金はあまりありませんでした。

昇給額も微々たるもので先が見えないということを考えたら不安が止まらなくなり気づけば、職場で使い物にならなくなり、しまいには路上で泣き崩れ、家にいてもただ眠ることしか出来なくなっていて、ただの肉の塊になっていました。

 

幸い症状自体は1ヶ月以内に治まりました。

しかしここで皆さんに是非とも頭の片隅に置いて欲しい事があります。

 

お金です。

 

副業してる人は除きますが、休職中は働いていないので収入が入ってきません。

そこで一つ知っておいて欲しいのが

 

傷病手当金

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

僕は上の健康保険協会の書類を書いて健保協会の支部に直接持ち込みました。

直接頼んで少しでも早く申請が受理されるようにするためです。

 

本人記入用、会社記入用、医療機関記入用の3枚があるはずです。

 

しかしここで気をつけて欲しいのは会社と医療機関が書類を書けるのは休職から一ヶ月が経過してからです。

 

休職してすぐには申請できません。

 

休職したら一週間~二週間に一回、医療機関に診察しに行く状態をまず一ヶ月続けてください。

一ヶ月経ってようやく担当医の方に書いてもらえます。

書いてもらえたら会社の人にも会社記入用の用紙を書いてもらうように頼みましょう。

全て揃ったらもう直接健保協会の支部に行きましょう。勿論郵送でも構いません。

 

そして申請から早くて2週間が経過したくらいで振り込まれます。給料の3分の2です。

 

もらい続けるには同じペースで病院に通い続けて書類を書いてもらうようにしましょう。

 

ですので傷病手当金がもらえるまで時間がかかります。日頃から蓄えておくなり、頼れる人にお金を借りる、貰う等しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

②無保険になった場合と無料低額診療事業

病気は治ったが転職先は決まらない。しかしもう会社には戻る気がない、保険料立て替えてもらいたくないからもう保険証返納するわ無保険でええわというワイルドな方向けに書きます。

 

被雇用者の僕らの保険料は給料から天引きされています。天引きのあれこれのやりとりは会社がやってくれます。

しかし休職中でもあくまで在職扱いになるためその間は会社が立て替えてくれます。

あくまで立て替えなのであとで返す必要があります。

もし病気が長引いてしまった場合はここはスルーされて構いません。立て替えてもらってでも保険証を持って治療に専念しましょう。

 

病気治ったし後で返すくらいなら立て替えて欲しくないという方はあまりオススメはしませんが保険証を返還しましょう。国民皆保険制度という制度があり、基本的に無保険はこの国では認められていないので、国民健康保険に入る際に後納という形で保険未加入期間の分も払わなくてはいけないため本当にオススメはしません。

 

そして無保険であれ、我々はいつ医療機関にかかる羽目になるか分かりません。

 

そこで無料低額診療事業というものを覚えておいてください。

bylines.news.yahoo.co.jp

無料・低額診療にとりくんでいる事業所 – 全日本民医連

 

お金や保険証が無い人向けに無料、低額で診察が受けられる医療機関があります。

万が一の時是非活用してみてください。

 

もし無保険で診察受けて高額払ってしまったよという方でも領収書を保存していれば、国保に切り替えた際それを診察した医療機関に保険証と領収書を渡せばいくらか返ってきます。

 

そこで注意なのですが保険証を返還する際に必ず健康保険資格喪失証明書を請求しましょう。

これが無いと国民健康保険に切り替えることが出来ません。

休職中はこちら側から会社に連絡は取りたくないですよね。

 

 

源泉徴収票

 仕事が決まった際、前職の源泉徴収票の提出を求められると思います。

これは退職を電話で伝える際についでに郵送で送ってもらうように頼みましょう。

おそらくは何も言わずに会社側は渡すとは思いますが心配な方は退職通知の際に念押しで言ってみましょう。

 

最後に

 

休職していることはしっかりと面接の際に伝えましょう。

今のところ「今日は仕事の帰りですか?」とか聞かれたら答える程度に留めるで大丈夫です。

ただ休職理由については色々とあると思いますが、メンタルの病気の場合は他の理由にしておくのも僕はアリだと思ってます。

基本的に詳しく知られるということはありません。

 

休(求)職者の皆様には是非ともこれらを頭の片隅に置いて欲しいと思います。

今は辛くても止まない雨は無いとも言います。

 

決して挫けず最後まで頑張って欲しいです。