書評:すべてはモテるためである(二村ヒトシ)
まおです。はてブ始めました。長文に向いてそうだからです。
先日以前から気になっていた「すべてはモテるためである」を購入して昨日やっと読み終えましたので感想をここに記しておきます。
しかし本は一回読むのに時間が掛かるし読みなおすのも億劫なくらい本が苦手なので期待はしないでください。
1 この本は巷に溢れるモテマニュアルとか、曖昧な精神論のような本ではありません。
どうして自分は彼女が出来ないのか、何故モテないのかについて本質をついた本です。
この本を読む上で自分がどういったタイプに分類されるのかを知る必要がありました。
A①恋をすると大抵の女の子が逃げていく男→そのことに頭にきてる男
A②恋をすると大抵の女の子が逃げていく男→ならば自分を改造するぞと思う男
B①女の子が逃げることを恐れるあまり、声をかけられない男→そのことに頭にきてる男
B②女の子が逃げることを恐れるあまり、声をかけられない男→ならば自分を改造するぞと思う男
2 自分がモテない理由はバカか臆病かのどちらか
バカ→
恋や愛、性だけでなく全てにおいて考えることが苦手でそもそも考えることを放棄してる人
臆病→恋愛のことを色々と考え悩んだが、結論が出ずに「正解を自力で出す自信がない、間違った答えを選択して失敗することを恐れる人
以上を踏まえて男性をタイプ別に分ける
【モテる】
①感じの良いバカ
⑥考えられる人だが、臆病すぎない⑥A賢く見える人⑥B賢いのにバカのふりをしてる人
【モテない】
〈感じ悪いバカカテゴリ〉
②勘違いしてるバカ
③臆病なのにバカのふりをしてる
〈暗い人カテゴリ〉
④バカなのに臆病
⑤考えすぎて臆病
先ほど挙げたモテない男4分類はこの②~⑤に対応してます。
②→A1、③→A2、④→B1、⑤→B2
僕は③の臆病なのにバカのふりをしてる感じ悪いバカでした。
そんな僕はどうすればいいのかの答えが書いてありました
3
~自分に自信を持つために居場所を作る~
僕はまず自己紹介が出来ません。大嫌いです。合コンとかナンパでもどういう人なのかを自分でいうことが出来ません。
血液型、職業、学歴、年収を使わないで自己紹介をしろと言われたら閉口します。
自分が今まで観てきた映画やドラマのどういうところに惹かれたのか、どんなあらすじなのか僕は語ることが出来ません。
自分の好きが自分で分かっていません。
この本では自分の好き=自分の居場所であると定義しています。
自分には自分がありません。自分を持つっていうのが何か分からない、自分の意見に自信がないから、失敗したくないあまり何かある度多くの人に相談してきましたしマニュアル本やら他人のナンパブログに頼ってきました。
寧ろそれを実行する自分に酔いしれていた部分もありました。自分はなんて素直なんだとか謙虚なんだとかね。
自分の居場所を知ってることで自分に余裕が出来るらしいってこと。
俺の心のふるさとってどこなんだろう
~自分の中の女の子を認識するということ~
僕は妄想をたまにする。初めての彼女が出来た時のシチュエーションだ。
彼女の性格は大らかで言いたいことがあればビシッと言ってくれる人だ。あと少しマイペース。
ウジウジしてる自分に大丈夫大丈夫と励ましてくれる人だ。
俺の目の前にこういう女性が出てきたら間違いなく惚れるだろう。
自分にないものを彼女に投影してる。軸を持ってる人。
俺はこの自分の中にいる女を理解する必要があるらしい。
どんな性格なんだろう。良い奴なのかな悪い奴なのかな。
自分の中の女の気持ちを知れば、相手の気持になって物を考えることが出来るって言うなら、尚更自分の中の女と仲良くする必要があるよね。
まあ、好きになった人の中の男に俺が似てなかったら駄目だけどさ。
男は自分の中の女に似た女を好きになるようだ。
もし目の前に好きな彼女を攻略するのなら自分の中の女に作戦を練らせるべきだと著者は述べてる。女の事は女にしか分からないから。
恋愛本とかマニュアルに頼る奴は女をパターン化してて、さらに自分を持ってないし考えてもないからいざ好きな人が現れてもうまく対応できない。
言ってしまえばマニュアル本には自分も好きな人もいない。
女性はナマモノであって一人一人違うっていうし。。
4 俺結局何が言いてえんだろう。
まず何が好きなのか知らないとな
どうして仮面ライダー好きなんだろうな、どんな人が好きなんだろう。
俺が今まで必要としてきたものってなんだろう